iPhone5sのアンテナ交換

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機種名：Apple iPhone5s
使用端末モデル：A1453　iPhone 5s (CDMA モデル)
修理内容：アンテナ交換
修理難易度：★★★★☆

機種名：
Apple iPhone5s

使用端末モデル：
A1453　iPhone 5s
(CDMA モデル)

修理内容：アンテナ交換

修理難易度：★★★★☆

iPhone5s（アイフォーンファイブエス）はアップル社の開発したiPhoneシリーズ第七世代モデルです。2013年9月にiPhone5cとともに発売され、国内ではSoftBankとauに加えてdocomoの取り扱いも開始されました。公式発表はないものの、5sの「s」の由来はsecurityの「s」と言われています。

画面や筐体のサイズはiPhone5を踏襲しつつも、機能性とグラフィックス性は2倍となり、バッテリー消費の低減も実現。本体カラーは従来の2色のうち、ブラックはスペースグレイに変更されて新たにゴールドのカラーが追加となりました。

モデル番号[A1533、A1457、A1530]iPhone5s（GSM モデル）、[A1533、A1453]iPhone5s（CDMA モデル）、[A1518、A1528、A1530]iPhone5s（中国GSM モデル）

【工程1】本体電源を切ってSIMカードを取り外す

スリープボタンを長押しして本体の電源が切れたことを確認した後、本体付属のSIM取り出しツールを利用してSIMカードを取り出します。

修理工具：SIM取り出しツール

【工程2】Lightningコネクタの両側にあるネジを外す

本体下部のLightningコネクタの両側にある2本の星形のペンタローブネジ（3.9mm）を外します。

修理工具：星形ペンタローブドライバー

【工程3-1】フロントパネルを開く

プライヤ型ダブル吸盤を使ってフロントパネルを開きます。通常の吸盤を使っても開けることはできますが、勢いよく開くと接続ケーブルなどが切断する恐れがあるため、プラスチック製のヘラを利用して少しずつ開けるようにすることが大切です。

修理工具：プライヤ型ダブル吸盤

【工程3-2】フロントパネルを開く

フロントパネルとロジックボードはケーブルで繋がっているため、ピンセットを使って金具を起こすようにして外し、コネクタをロジックボードから外す必要があります。

修理工具：ピンセット

【工程4】フロントパネルのコネクタのネジと接点端子を外す

フロントパネルのコネクタをロジックボードに固定しているネジをプラスドライバーで外します。本体に対して上側2本が1.7mmのネジ、右下が1.2mmのネジ、左下が1.3mmのネジです。ネジが外れたら、ピンセットで金属カバーをロジックボードから取り外します。

修理工具：精密プラスドライバー#000　ピンセット

【工程5】フロントパネルのコネクタのネジと接点端子を外す

フロントパネルのコネクタをロジックボードから外します。プラスチック製のヘラを差し込んで下から持ち上げるように外しますが、力を入れすぎるとコネクタが折れてしまったり、ロジックボードが壊れてしまうため丁寧な作業が必要です。

修理工具：プラスチック製ヘラ

【工程6】バッテリーコネクタのネジと接点端子を外す

バッテリーコネクタをロジックボードに固定している2本のネジ（1.6mm）をプラスドライバーで外します。
ネジが外れたら、ピンセットで金属カバーをロジックボードから取り外します。

修理工具：精密プラスドライバー#000　ピンセット

【工程7】バッテリーを本体から取り外す

バッテリーコネクタ箇所にプラスチック製のヘラを差し込んで下から持ち上げるように外します。コネクタが外れたら、金属製のヘラをバッテリーと本体の間に差し込んでバッテリーを取り外します。
バッテリーは強力な接着テープで本体に貼り付けられているため、取り外すときの力加減やコツが非常に難しいです。金属製のヘラで本体フレームを歪ませてしまったり、周囲のパーツを傷つけないよう慎重に作業を行っていきます。ある程度、本体からバッテリーが剥がせたら透明のプラスチックフィルムを利用しても大丈夫です。

修理工具：プラスチック製ヘラ　金属製ヘラ